オメガ3脂肪酸がうつ病に効果!?

原因と対策

青魚から摂れるオメガ3脂肪酸がうつ病に効果!

 

オメガ3脂肪酸について調べていたら、次の報告書に出会いました。

本書によれば、オメガ3脂肪酸がうつ病の治療や予防に期待できるようです。

これを切っ掛けに詳しく調べて満つことにします。

 

オメガ 3 系脂肪酸の抗炎症作用と抗うつ効果(総説)

西  大輔

抄録:本稿ではオメガ 3 系脂肪酸(特に EPA)の抗炎症作用に焦点を絞り,抗うつ効果との関連について概説した。

うつ病の病態メカニズムの一つとして炎症が考えられていること、オメガ 3 系脂肪酸。

特に EPA には抗炎症作用があること、これまでの RCT やそのメタ解析で EPA のうつ病・うつ症状に対する有効性が示されていることから、オメガ 3 系脂肪酸の抗うつ効果のメカニズムとして抗炎症作用が考えられている。ただ、これまでの RCT は投与量、投与期間などにばらつきがあること、食事から摂取するオメガ 3 系脂肪酸の量が非常に多いわが国におけるエビデンスがまだ希薄であることなど、現状のエビデンスには限界もある。食事・栄養素を用いたアプローチは副作用の少なさから妊婦や子どもなど幅広い集団に適応可能であり、機序の解明も含めて今後のエビデンスの蓄積と治療・予防への実装が期待される。

引用:日本生物学的精神医学会誌 29(4):177‑181, 2018

 

うつ病とはどんな病気か?

 

うつ病とは憂うつな気分、気持ちになってしまう病気です。

真面目な人に発症しやすく頭痛や疲労感など身体的症状も伴います。

うつ病の原因や症状、治療法について確認しましょう。

 

例を挙げると以下の通りで、主に意欲低下や食欲不振、性的欲求の低下などが挙げられます。

・憂うつな気分がいつまで経っても治らない

・気分が沈み込んでしまう

・何をするにも億劫で何もする気になれない

・に対しても価値を感じられない

・あらゆることに自信がない

・劣等感を感じ自分が嫌いになる

・自分の存在に対して否定的になる

・食欲が全くわかない

 

うつ病の原因

うつ病の原因の多くはストレスが引き金と言っても過言ではありません。

プレッシャーや不安、苦しみや悲しみ、人との別れや日常の変化など、ストレスを感じる要因は日常生活の様々なシーンに存在します。

人は日々何らかのストレスを感じながら生活をしており、それが自分のキャパシティーを超えると、うつ病を引き起こす原因になってしまうのです。

また、几帳面・真面目・責任感が強い人ほどストレスを正面から受け止めてしまったり、ストレスを感じつつも無理して突き進んでしまう傾向にあり、うつ病になりやすいと言われており注意が必要です。

 

うつ病の治療方法

うつ病の治療方法うつ病の治療は【十分な休養】【お薬を使っての治療】の2つを同時に進めていきます。

最もしてはいけないことは、全く休まないことです。

休養をとらないと治療の効果が十分に発揮されず、治療の効果が期待できません。

多くのうつ病患者と接してきましたが、上記の治療を行っても、一度発症してしまうと、1,2年~数年間患う例は多々あります。

真面目で責任感が強く心の弱い人は予防策が第一です。

 

オメガ 3 系脂肪酸の抗炎症作用

オメガ 3 系脂肪酸は、主に青魚に多く含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)、さらにエゴマ油などに多く含まれるαリノレン酸などの総称であり、n-3 系脂肪酸とも呼ばれる。

 

血中の中性脂肪低下作用をはじめ、EPA 製剤は高脂血症に対して保険適用が認められている。また、DHA が脳のリン脂質の構成要素になっていることもよく知られている。

 

うつ病に対するオメガ 3 系脂肪酸のエビデンス

うつ病に関しては,これまでにオメガ 3 系脂肪酸を用いた数多くの RCT が行われ,そのメタ解析も多数出版されている。

そして複数のメタ解析によって、EPA はうつ病・うつ症状の改善に一定の効果があることが繰り返し示されてきている。

オメガ 3 系脂肪酸には抗炎症作用があるが、EPA は DHA より抗炎症作用が強いことが示されている。

抗炎症作用による抗うつ効果を示唆した先行研究として,インターフェロンに起因するうつ病に対するオメガ 3 系脂肪酸(EPA)の予防効果をRCT (ランダム化比較試験)によって示している。

また,うつ病に対する炎症の関与が考えられる研究参加者については,EPA が有効と考えられたことが報告されている。

 

これまでの研究の限界とその後の研究

オメガ 3 系脂肪酸の抗うつ効果を検討した RCTは数多いが、これまでの研究には限界もある。

まず、これまでの先行研究は対象者数が少ないものが多かった。また、投与期間が 4 週間から 16 週間と一定ではないこと、投与されたオメガ 3 系脂肪酸の組成割合や投与量が均一ではなかった。

そのため,最適な組成や投与量,投与期間については,まだ結論が得られていない。

さらに、わが国は日常の食事から摂取するオメガ3 系脂肪酸の量が世界でも有数に多いため、わが国におけるエビデンスが求められているが、わが国に対するオメガ 3 系脂肪酸の有効性を検討した RCT は見つからなかった。

 

そこで研究者らで、非薬物療法のニーズがもっとも大きい集団として妊婦を対象に選び、EPA を主成分としたオメガ 3 系脂肪酸のサプリメントで妊婦のうつ症状を軽減できるかどうかを検討するオープン試験を日本と台湾で行い、日本で初めてオメガ 3 系脂肪酸のうつ病・うつ症状に対する潜在的な有効性を示した。

 

オメガ 3 系脂肪酸を含む栄養素・食事を用いたアプローチは副作用の少なさから妊婦や子どもなど幅広い集団に適用可能であり、治療・予防へ実装できれば社会的なインパクトは小さくない。機序の解明も含めたわが国におけるエビデンスの蓄積が期待される。

 

取りまとめとして、オメガ3脂肪酸、特にEPAは血中の中性脂肪低下作用をはじめ、EPA 製剤は高脂血症に対して保険適用が認められているし、また、DHA が脳のリン脂質の構成要素になっていることもよく知られている。

ことから、うつ病が心配な方は積極的に取り入れ予防策とされることをお勧めします。

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